
今回は「やよいの白色申告オンライン」の使い方を説明するよ!確定申告をクラウド上で作成できるソフトです

あれ?仮想通貨確定申告のやり方を説明をするとかこの前言ってなかったっけ?なんでクラウドソフトの使い方にかわったの?

実はこんなページをみつけたんだ。

うわ!難しい単語がいっぱい。これって税理士に関係する法律か何か?

簡単にまとめると非税理士が税金関係の仕事、書類作成、相談を受けることをしたら有償、無償問わずブタ箱行きになる法律さ!
「仮想通貨に関する確定申告のやり方」をブログにまとめてしまうと税理士法違反に抵触する(間違った、正しい問わず税金の相談を受け答えた)可能性があるので急遽「やよいの白色申告オンラインの使い方」に変更させていただきました。

あくまでソフトの使い方を説明するだけだから税理士法違反にはならないわね。逆に「ここの計算式は〇〇だから税金は〇〇ね!」みたいな具体的な説明をしてしまうと、もしかしたらブタ箱行きなのね!
わかりやすく無料で使える「やよいの白色申告オンライン」
個人的にはこの「やよいの白色申告オンライン」が一番わかりやすく、かつ無料プランで全ての機能が使えるのでオススメします。
また有料版は電話・メール・チャットサポートが利用できますので、もし文字で説明をうけるより電話で確認を取りたい場合はこちら使うのも良いかもしれません。


暗号資産(副業)を申告する場合、白色申告か青色申告があります。白色は一般向けで申告が簡単な代わりに税金控除が無く、青色申告は事業者向けで細かい申告が必要な代わりに税金が安くなるメリットがありますが、税務署に青色申告承認申請手続を申請して認可される必要があります。


今回は暗号資産の確定申告さえ出来れば良いので無料プランの白色申告で大丈夫です!有料版もあるので注意してください。



登録を済ましたら、弥生マイポータルにログインしてやよいの白色申告オンラインを起動してください。
起動したらサイドに色々項目がありますが、仮想通貨の取引だけならいきなり確定申告の項目で構いません。
- かんたん取引入力=物販による売上・仕入れ・利益をまとめるせどり副業している人向け
- スマート取引取込=口座や、クレジットカードの連携をしている人
- レポート・帳簿=グラフや取引の記録を細かく記入する人向け

- 電子申告をする場合マイナンバーカードが必要になるのでこれを機にマイナンバーを取得するのも良いかもしれません。
- 減価償却費の計算でもしかしたらエルフマスターズor暗号資産の取引のためにパソコンやスマートフォンを新調してたら経費になるかもしれません

暗号資産取引でパソコンやスマートフォンなど10万円以上の資産がある方は、減価償却費を計算して『減価償却費の計算』に入力してね。
パソコン、スマホ共に耐用年数4年なので4年間に分けて経費として計上できます(4年以上使っているPC、スマホは計上できません)。ただし中古の場合すでに使用されてた分の耐用年数は少ないので早い年数で経費を計上することになります
- 白色申告=収支内訳書のことです。収支内訳書は事業所得で付けるもので雑所得にあたる仮想通貨は関係ありません
- ただしせどりやハンドメイド物販をしている場合は収支内訳書も記入してください。

次に確定申告書を作成します。
手順は以下の通りになっており、順番に解説していきます。
- 「基本情報」の入力
- 「源泉徴収税額」の入力
- 「所得」の選択・入力
- 「所得控除」の選択・入力
- 「所得税」の確認
- 「延納・その他」の入力
- 「住民税・事業税」の選択・入力
- 最終確認とプレビュー表示
「基本情報」の入力
基本的に悩むことはないと思います。お住いの地区によって提出先の税務署は異なりますので調べるとしたらそのくらいです。
「源泉徴収税額」の入力
事業所得で発生した源泉徴収税額なので、指示に従い仮想通貨の取引のみの方は「はい」を選択してください。
ブログ等の広告や書類作成代行などで報酬が発生しているひとは報酬額を入力後「はい」を選択してください。入力漏れがあった場合「かんたん取引入力」で報酬額を入れてください
お勤め先の会社からの源泉徴収は次のページで入力します。
「所得」の選択・入力


会社員給料をもらい副業に仮想通貨、暗号資産取引で所得のある人はこのように選択してください。
- 収支内訳書を作成した事業以外の収入がありますか?→『はい』
- 勤務していた、もしくは現在兼務しいる会社から給料を受け取っていますか? 【給与所得】→『はい』
- 生命保険の年金、互助年金などの収入がありますか? 【その他 雑所得】→『はい』
他にも不動産収入や、物販等で収入のある方それぞれの項目で『はい』を選んでください。
- 次にすすむと給与所得の項目がありますので会社から貰ったの源泉徴収を見ながら入力をしていきます。
- 次に「雑(その他)所得」に暗号資産で得た利益と支払い者を入力していきます。
雑所得(暗号資産の所得)
暗号資産の所得をここに入力していきます。
前回紹介した損益計算ソフトで得た利益が出ていると思いますのでそれぞれ取引所ごとに入力していきます。

パレットトークンの支払い者は、株式会社HashPalette 法人番号8010401151474

入力がおわったら次に進んでください
- 次に損益通算は暗号資産の場合は出来ないのでそのままで大丈夫です
- 繰越損失の入力も暗号資産は出来ないのでそのまま進んでください
「所得控除」の選択・入力
ここは個々によって違うと思うのでそれぞれ当てはまる項目をチェックしていってください。
ふるさと納税
注意点として副業で確定申告する方は、ふるさと納税はワンストップ特例制度を利用できません。
ただし「寄附先の市町村から送付されている寄附金受領証を税務署に持参し、確定申告を再度していただくことにより、ふるさと納税に関する控除を受けることができます。」
今年度すでにワンストップ制度を使用してしまった人でも寄附金受領証をもって確定申告をすれば控除を受けれます。

個人的にふるさと納税マジでやったほうが良いです。特に暗号資産で年収が上がっている分、より恩恵が大きくなるのでオススメです。
「所得税」の確認
ここまで入力が終えると自動で「課税される所得金額」と「所得税額」が入力されます。


前回の記事で見たような内容ね。もう一度説明たのめるかしら

了解した。ざっくりとした説明だと4000万までは税率40%となっていますが、合計所得4000万円から40%引かれるわけじゃなく、1800万〜4000万の2200万円が40%の税金がかかる仕組みなんだ。だから仮に1500万の年収がある人はこうなります。
年収 | 所得税+住民税 | 引かれる税金 |
195万円 | 15% | 29万2500円 |
196万円〜330万円 | 20% | 27万円 |
331万円〜695万円 | 30% | 109万円 |
696万円〜900万円 | 33% | 67万3200円 |
901万円〜1500万円 | 43% | 257万5700円 |
所得税合計 | 490万1400円【約32.6%】 |

そうそう!住民税+10% を足しても所得税は全体の3割り程度なのよね。
「住民税・事業税」の選択・入力
次に税額控除を受けますか、予定納税額がありますか?、の問や延納・その他の入力がありますがここも人によって入力するかしないかは違うと思うのでここでは飛ばしちゃいます。
住民税
給与を頂いている会社に副業がバレてしまうと最悪の場合”解雇”となってしまう場合があるの”給与・公的年金等に係る所得以外の所得に対する住民税の徴収方法”は自分で納付にチェックをいれてください。

またふるさと納税を行なっている方は”寄付金税額控除”をはいにチェックをいれて詳細を記入していってください。
最終確認とプレビュー
ここまでやって何も不備がなければ完了のところにチェックが入ります。
あとはプレビュー表示をして、記載内容に問題なければ確定申告書Bをダウンロードします。

あとはe-Taxで提出するか、直接最寄りの税務署に持ち込もう。不慣れな方は何かあれば税務署の人が教えてくれるかもしれないので最初は税務署に持ち込んでも良いかもしれません。
終わりに

長かった〜、みなさんお疲れ様でした。

とりあえず今回は「やよいの白色申告オンライン」の使い方を紹介させてもらいました。自分も確定申告は経験があまり無いので結構雑な説明が多かったかもしれません。

これから今まで作った記事も含めてどんどんリライトしていくから年末には多少見れる記事になっていればいいわね!

頑張って年末に向けて修正していきたいと思います。とりあえず確定申告が暗号資産の利益収入のみならこの記事だけで完結できるようにしていきたいです。
コメント