
今回はエルフマスターズでPLTトークンを稼いだら発生する納税義務。そして出た利益を元に「確定申告」をしなければなりません。

毎年ハルオが混乱している年末調整とは違うの?ってかハシオ仮想通貨で確定申告したことなんてあるっけ?

無いです(キッパリ)。今年は利益出す予定ですから !!!

捕らぬ狸のなんとやらですね

そうとも言う。けども来年、確定申告をするしないに関わらずエルフマスターズやPLTのステーキングをする以上、もしもPLTの価値がBitcoinみたいに高騰すれば直面する問題だからこれを機会に確定申告を勉強していきましょう。
納税義務の発生
仮想通貨の取引で、年間20万円を超える利益が出た場合は確定申告が必要です。また、仮想通貨の利益が20万円以下の場合でも、給与や退職金以外の所得金額(雑所得)との合計(原稿料、作曲料、講演料、仮想通貨、ブログ等、せどり等副業)が年間20万円を超える場合は確定申告が必要になります。

つまり年間、仮想通貨やせどり等の副業で20万以上だしたら納税義務が発生するよ。だから年間いくら稼いだかを知っておくことはとても重要なんだ。
利益とは取引によって得た金額から必要経費を差し引いた額(所得額)のことであり、例としてエルマスのMRスターターパックを二次流通で販売した場合で計算してみると
4/1MRスターターパックを680PLT(時価3万円を1PLTあたり44.1円)で購入をし、7/1に1500PLT(1PLTあたり100円)で販売した=820PLT、この収入は販売が成立した時点のPLTの価格で計算されるため82000円の収益となりなる、しかしその820PLTを現金化するときPLTの価格が110円になっていた場合90200円となり差額8200円も課税対象となる。つまり82000円に所得税(0〜45%)と住民税(10%)と8200円にも所得税(0〜45%)住民税(10%)が発生する
また仮にPLTの価格が90円で売上の半分である410PLT現金化した場合36900円となりPLTの価値が100円の時と比べマイナス4100円となります、その場合年間の所得は(利益82000円−損益4100円=年間77900円となります。

うわーなんか余計ややこしくなった。

あぁ本当にね、しかも株や為替とちがって仮想通貨関連は分離課税適応外だから給与をもらっているサラリーマンは自身の年収によって課税額が変わってくる。

税金に関しては国の方も仮想通貨やNFT市場の足枷になっていることは理解しているようで、NFTホワイトペーパー案が提出されており、「6.ブロックチェーンエコシステムの健全な育成に必要な施策(5)利用者に対する所得課税の見直し」で株などと同じ申告分離課税にする動きがあって税率も一律20%にまでなる可能性がある

つまり簡単に言えばPLTを日本円にしたタイミングで課税対象になり、株と同じく特定口座を持てるようになれば確定申告自体がいらなくなる可能性もあるってことさ。

まぁまだ仮の話だから来年の確定申告をやらなくていいわけじゃないけどね。
収益の把握
エルフマスターズでNFTやPLTステーキングを扱う上で特にPLTのステーキングは一月あたり10回の報酬がもらえており、その時々のPLTの価格によって報酬額(時価)が計算されます。

いや年120回も計算するとか負担ヤバいでしょ・・

PLTのステーキングに関しては、毎回自動でやってくれる損益計算ソフトは今の所探した限り見当たらなくて半手動でやるような感じでした。

個人的にオススメするのはGtaxかCryptactです。どちらも似たような損益計算ソフトですがお試しでやるならGtaxがオススメです。理由としてはステーキングの損益計算方法がGtax・Cryptact共に同じようなやり方であるが、現在Cryptactは有料版でしかステーキングの計算が出来なくなっています。
注意点としてGtaxは年間100件までならステーキングの損益計算ができますが、ステーキングだけで年間120件、エルフマスターズでの取引も合わせたらどれほど取引が発生するかわかりません。
ですのである程度やり方を理解した上で改めてGtaxかCryptactのどちらか使いやすそうな有料版を使用するのが良いと思います。
GtaxでステーキングやPLTでの支払いor損益計算方法

大まかな流れとしてはこんな感じだよ
- Gtaxの無料お試しで会員登録を行ってください
- Gtaxで対応外データ取り込み用の共通フォーマットをダウンロードします。
- PLTウォレットのトランザクション履歴を見に行き、
取引日時と取引額をExcelかスプレッドシートで共通フォーマットに手動で入力していきます - トランザクション履歴で見れるステーキング報酬の日時は受取日時であり、確定申告に必要なのは報酬発生日時です。コチラのブログに報酬発生日時が細かく載っているのでこちらを入力していきます
- 入力が完了したら(.csv)方式でダウンロードして、そのファイルをGtaxにアップロードします
- Gtaxで取引履歴・損益がわかるようになる
- 他にもCoincheckや他の取引所を使っている方は取引履歴をアップロードすることで損益をまとめることが出来ます。
ここからわからないところがあるかもしれないから細かく解説していきます
まずGtaxの会員登録等を済ましたあとホームから対応外データ取り込みのあるページまで行ってください

次に共通フォーマットをダウンロードしてください。場所はデータ取り込みのページの真ん中くらいにあるからすぐわかると思います。

サンプルをダウンロードしたら取引所や日時などの上のヘッダー以外を削除してください。

ここにPLTウォレットで使用しているアドレスをコピーすると取引履歴が確認できます。

取引履歴のページが沢山あると思いますが、その中でステーキング報酬やPLTで支払った(スターターパックなど)を先程のサンプルに手動でコピーしながら入力していきます。

ステーキングの取引種別はボーナスに分類されます。公式回答
2022/04/09 05:55:07UTCに115.71PLTをステーキング報酬で貰った場合取引項目=ボーナス ・取引通貨名(+):増える通貨⇨PLT ・取引量(+):増える量⇨115.71
注意点として時間のみ手入力で修正していきます。トランザクションの画像のようにApr-09-2022 05:55:07 UTCの場合「YYYY/MM/DD/ hh:mm:ss」に直す必要があるので 2022/04/09 05:55:07 と入力します日付と時間の間に半角スペースがあるので注意してください。

どうやらここで表示されている時刻は報酬を受け取った時間であり、確定申告に必要なのは報酬が発生した時間のようです
そのためステーキング報酬が発生した日時を細かく調べる必要がでてきました。そこでnicokerryさんのブログが細かく報酬の発生日時を書かれていたので、ぜひnicokerryさんのブログを閲覧することをオススメします*年別ファイルでダウンロードも出来るよ!

またPLTで支払いをした場合はこのように取引種別と取引通貨名(−)と取引量(−)を入力してください


次に入力したファイルを(.csv)でダウンロードしたあと対応外データ取り込みでファイルをアップロードしてください。

次の画面でアップロードする前にタイムゾーンを調整とありますが、トランザクション履歴の時間をそのまま手動で入力してるとUTC時間になっており+9時間して日本時間になるように調整します。
先程のファイルに手入力する時に前もって日本時間に直していたら、ここは触らなくて大丈夫です。

正しく入力出来ているとこの様に取引履歴で取引額が取引日の時価がわかるようになります。また年間通しての損益を確認できるようになります。
Coincheckなどで取引をしている場合もCoincheck取引履歴をダウンロードしてアップロードをするとそちらもここに反映されます。

なんだかとても大変そうね。

それでも自分で取引したときの時価を調べるよりは簡単だけどね。
節税する方法

次は節税にかんする方法だよ

仮想通貨って節税できるの?

そんな大したやり方でもないんだけど、上の方でも話している通り現在仮想通貨は雑費として計算されているので、儲ければ儲けるほど収める税金が上がっていってしまう。

エグいわねー

対策として値上がった仮想通貨は不必要な現金化を避けること、仮想通貨同士の交換もNGなので基本動かさないことが一番の節税になるよ。
年収 | 税率【住民税込】 | 控除 |
195万円以下 | 5%【15%】 | 0円 |
195万円以上330万円以下 | 10%【20%】 | 97500円 |
330万円以上695万円以下 | 20%【30%】 | 427500円 |
695万円以上900万円以下 | 23%【33%】 | 636000円 |
900万円以上1800万円以下 | 33%【43%】 | 1536000円 |
1800万円以上4000万以下 | 40%【50%】 | 2796000円 |
4000万以上 | 45%【55%】 | 4796000円 |

4000万稼いでも2000万もってかれちゃうの?まるでお国のために働いてるようなものね

ややこしいけど実は違うんだ。仮に1500万円の年収があったとした場合こうなる
年収 | 所得税+住民税 | 引かれる税金 |
195万円 | 15% | 29万2500円 |
196万円〜330万円 | 20% | 27万円 |
331万円〜695万円 | 30% | 109万円 |
696万円〜900万円 | 33% | 67万3200円 |
901万円〜1500万円 | 43% | 257万5700円 |
所得税合計 | 490万1400円【約32.6%】 |

この通り合計金額から43%引かれるわけじゃなく段階を踏んで課税されていくんだ。さらに控除等を計算していないので実際はもう少し安くなる。だからといって億稼いだから即現金化するよりも少しづつ現金化していったほうが節税になるよ。

PLTはステーキングっていう素敵な機能があるから税金面でも有利な仮想通貨ね!
確定申告をするにあたって
来年になったら今年稼いだPLT(暗号資産・副業等)の確定申告をしなくてはなりません。確定申告をする場合、税理士に頼むと5〜15万円ほどの報酬が発生するのでなるべく個人で確定申告をしてしまいましょう。

実は大変申し訳無いんだけど、、全部まとめるとあまりに長くなってしまうので、暗号資産の確定申告はまた別のページで解説したいと思います。

全部まとめようと思ったらこの記事3つ分くらいになりそうな勢いだったわよね。中途半端にまとめても今度は歯抜け過ぎてわかりにくくなってたし

次こそ確定申告編です
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