前回のCoincheckでPLT購入からPLTウォレットに送金方法と手順を紹介の続きにあたります
今回紹介するのはCoincheckで購入したPLTをエルフマスターズで使用出来るようにするまでのやり方を解説したいと思います。おそらく皆さんはエルフマスターズ自体がブロックチェーンゲームという特殊なゲームということは理解されてると思いますが、そこで使われる仮想通貨PLTにはePLTとpPLTの2種類が存在しており、実際ゲームで使われたりするのはpPLTです。
ゲームの性質上アイテムを購入したりキャラクターの売買等でまとまったPLTが必要な場合、日本円をpPLTに変えないと駄目なのでその変換方法を解説します。
ETHが必要
Coincheckで購入したPLTはePLTといってイーサリアム(ETH)という別の仮想通貨に紐付けされており非常にセキュリティが高い反面、何をするにしても手数料が高いと言う問題があり、クロスチェーンいう作業をすることによってePLTをpPLTに変換します。
簡単にクロスチェーンを説明させていただくと、異なる仮想通貨同士お互いに価値(情報・安全性)を担保し合うという認識で大丈夫です。これにより異なる仮想通貨同士が取引所を介さず、取引できるようになりました。同じPLTでもePLTとpPLT全く別の仮想通貨なのでクロスチェーンが必要になるということ
しかしePLTはイーサリアムチェーン上にあるのでpPLTにするにはイーサリアム(ETH)が必要になります。何をするにしても手数料が高いと先程も述べましたが、クロスチェーンするのに手数料で安い場合は0.1ETHで済む場合もありますが、時間帯によっては手数料が0.2ほどに高くなります。
0.01ETHが約4000円と手数料だけで10800円と高くCoincheckからPLTウォレットへの送金手数料で0.005ETH、クロスチェーン時に0.022ETH、初回のアドレス承認で約0.003となっており、送ったETH、クロスチェーンするePLTの数量に関わらず固定となっております。
なぜ運営側はこんな面倒くさいことまでしてor高いお金を支払ってまでePLTとpPLTを作ったのか疑問に思いましたか?それはステーキングと言う作業をする時イーサリウムブロックチェーンのePLTだと何をするにしても手数料が高いので初期手数料は掛かるが以降手数料が掛からないpPLTの方が結果的にお得だから。
PLT送金 | 72PLT |
ETH送金 | 0.005ETH |
クロスチェーン時 | 0.022ETH |
アドレス承認(初回) | 0.003ETH |
合計 | 72PLTと0.030ETH |
なお少しでも手数料を安く抑えたい方はGMOコインかDMMBitcoinを使うとETHの送金手数料が無料で送ることが出来ます。
PLTウォレットでpPLTのウォレットを作成
前回のPLT購入からPLTウォレットに送金方法と手順を紹介で制作したウォレットが必要になります。
最初に🔑鍵をタップしニーモックをコピーしてください

次にアプリのPLTウォレットを開いてから右上にある≡マークをタップします。

次にインポート→PLTとタップします

この画面になったら前回コピーした(今ETHが表示されているアドレス)ニーモニックフレーズを入力しウォレット名とパスワードを入力してください。
これで前回制作したePLTと今回制作したpPLT、両方のウォレットが作れました。
ePLTをpPLTにブリッジ(変換)する
まずは、アプリの下部にある「ブリッジ」というボタンをタップします。

次に変換したい数量を入力し”受信”という欄に先ほど作成したpPLTウォレットのアドレスを貼り付けてください。
また次回から打ち間違いが無いようにアドレスを登録しとくと安心です。
次へを押すと承認画面に進みます



初回取引のアドレスはこの様に”承認する”と出てきます。これで承認してもまだブリッジはされていないので元のページからもう一度次へを押してください。
ちなみに最初に出ているガス手数料はブリッジに必要な手数料ではなく、アドレスを承認するための手数料

2回目以降この画面からブリッジ出来るようになります。ネットワーク料金が要はブリッジするのに必要な手数料。料金のブレ幅が大きく安い時間帯を狙うとETHの節約になります。
便利なイーサリウムのガス代チャートはコチラです

ブリッジ画面の右上の砂時計をタップするとこのように進行具合がわかります。*しばらくは送信しても元のウォレットにPLTが残ったままに見えるので試しにもう一度送信したらこのように2つ送信されました。ちゃんと最初に送った方はちゃんと送金できました。
ここからがブリッジするのに時間が長く、10分〜30分程度掛かります。送金が成功すると赤丸のようにチェックが入るのですべての欄にチェックが入るまで気長に待ちましょう。1つ目のチェックで10分以上待たされます。
クロスチェーン完了ePLT→pPLTになりました
お疲れさまです。これでpPLTになり、NFTの購入やステーキングが出来るようになりました。

終わりに。
自分は一度CoincheckからPLTウォレットにPLTを送る時まさかのアドレスを間違える凡ミスをしてしまい、そのことからお金を移動する時結構緊張してしまうのですが、このPLTウォレットやCoincheckから仮想通貨を送る時に少しでも不安を取り除けたらと思い記事にしてみました。
自分も仮想通貨初心者なので、銀行の振込くらいしかやったことのない人間だと専門用語等が多くまたわかりにくい箇所や失敗したら取り返しがつかないところが多いので、少しでも不安を覚えた箇所は書くようにしました。
PLTを間違えたアドレスに送った件ですがテスト用で作ったアドレスに送られてたので無事に手元にもどりました。もしもアドレスを紛失してたと思うと今でも怖いです、なのでみなさんはウォレットを作ったらニーモニックフレーズだけは必ず保管しておいてください。そうすればアドレスは復元出来ます。
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